MAZDA LUCE[1st]・・・Ⅰ

 東洋工業(現マツダ)の乗用車開発。

 排気量とサイズ順ということ・・・で、「R360」「CAROL」「FAMILIA」に次いで昭和41(1966)年に登場したのがこのくるま。

 当時の同社に於ける乗用車群の頂点に立った。 「新発売のご案内」というパンフに「いま考えられる最高級の車です」とされた。

「世界の一流車をしのぎ、1500ccで2000㏄に匹敵する」との表記もある。
車名の『LUCE』もこれに相応しくイタリア語で「光/輝き」を意味する命名だ。

 デザインはイタリア「ベルトーネ」のデザインに東洋工業のデザイナーが手を加えてのヨーロッパ調の仕上がりだった。

 エンジンは新設計の「水冷直列4シリンダーOHC」1500cc78psを搭載。「クラス唯一の6人乗り」だった。

 乗用車系としては基本4ドアの「デラックス」と「スタンダード」の2本立てで、どちらにも「完全自動変速のスーパードライブ《ボルグワーナー社製》付き」車が設定された。

 登場の昭和41(1966)年には我が国の人口が1億人を突破した。

 また、政府が新国際空港の建設地を成田に決定。

  一方で、明星食品がチャルメラを発売、江崎グリコからはポッキーが誕生したが、どちらも息の長い商品となった。

(敬称略)

[2019-5]

MAZDA LUCE[1st]・・・Ⅰ” に対して1件のコメントがあります。

  1. sukezaemon より:

    私の入社の年で、ルーチェと同期になるんだね。

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