DATSUN BLUEBIRD [2nd]…Ⅰ

昭和34(1959)年に誕生し、「柿の種」の様なテールランプからその愛称がついた初代[310]。

昭和35(1960)年のマイナーチェンジで[311]に進化する。

翌昭和36(1961)年の初めには女性のための「FANCY DELUXE」を追加するなど車種構成も拡充され、その年の更なるマイナーチェンジでより豪華になって[312]に変身。

そして昭和38(1963)年、2代目の[410]が登場する。

日産初のフルモノコック「新ユニットコンストラクションボデー」を採用。

4DOORSEDANと5DOORWAGONの2タイプ、エンジンは「E1型」1200cc55psと「C1型」1000cc45psの2タイプで15車種での登場だった。

時代にマッチした高速安定性耐久性、居住性向上、安全性などを重点に設計されたと聞く。

イタリアのピニンファリナによるデザインで欧州調のお洒落な感じだったが、第一印象が「HIP DOWN」‼…は記憶に新しい。

ここに発売時のパンフからの画像をご紹介するので変革の『DATSUN BLUEBIRD』をご覧頂きたい。

その後、翌昭和39(1964)年に2DOOR SEDANを追加。

昭和40(1965)年には1300ccに拡大し、「SS」「SSS」など、後のスポーティカーにつながっていく車種も登場する。

これらについては別途ご紹介するのでお楽しみに。

(敬称略)

[2020-3]

DATSUN BLUEBIRD [2nd]…Ⅰ” に対して1件のコメントがあります。

  1. 加藤寛教 より:

    ’63年に、ダットサンブルーバード410型をフルモデルチェンジ。エクステリアは、直線基調のイタリアのアルファロメオ・ジュリア(ベルリーナ)風のイタリア・ピニンファリーナデザインを採用。リヤコンビランプは、鍵ブル愛称で親しまれている。ボディタイプは、4ドアセダン&エステートワゴンの2タイプ。フレーム付セミモノコックボディを採用。エンジンは、1000cc(ガソリン&LPG)&1200cc(ガソリン&LPG)。グレードは、4ドアセダンの営業車(1000ccのガソリン&LPG/1200ccのガソリン&LPG)&スタンダード(1000cc/1200cc)&デラックス&ファンシーデラックス&エステートワゴン。トランスミッションは、3MT・C(マニュアル)&3MT・C(2ペダルオートクラッチ)。’64年に、1200スポーツセダン(4MT)追加。9月に、フロントグリル&リヤコンビランプをオールレッド化及びゴムガード付フロント&リヤバンパーライダー(デラックス&ファンシーデラックス&エステートワゴン)でマイナーチェンジで、1000cc廃止及び2ドアセダン追加。リクライニングシート付追加。’65年に、マイナーチェンジで、1200cc→1300ccへ411型に発展。1600SSS追加。’66年に、フロントグリル&リヤコンビランプのリデザインで、マイナーチェンジ。BW3AT・C追加。バン追加。ダットサンブルーバード410型風のダットサントラック420型も、イタリアのピニンファリーナのデザインでフルモデルチェンジ。当初のボディタイプは、標準型/ピックアップ/ライトバンの3タイプ。エンジンは1300cc。トランスミッションは、4MT・C。マイナーチェンジで、Dの中央エンブレムを採用し、4MT・Cは、フルシンクロを採用。丸型4灯式ヘットランプ+ヘットランプベゼル&フロントグリル、リヤコンビランプ(ターンシグナルランプ&ブレーキランプ兼用テールランプ&リバースランプ)のリデザインで、マイナーチェンジ。AMラジオ&ラジオアンテナ、ヒーター、サイドシルバーメッキモール、deLuxeエンブレム、14インチフルホイールカバー&ホワイトリボンタイヤ標準装備のデラックス追加(標準型/ピックアップ/ライトバン)。ロングボデーを追加。フロントグリルやボンネットエンブレム中央をDATSUNから→Dマークに変更するカタチで、再びマイナーチェンジ。ルパン三世の銭型幸一警部の愛車、ダットサンブルーバード410型でも、警察のパトカーや実用車でもあり、愛称は、銭ブル或いは鍵ブルでも親しまれている。ニッサンブルーバードU14型でも、ダットサンブルーバード410型以来のイタリア・ピニンファリーナ&ダットサンブルーバード510型の原点回帰でもあり、直線基調のソリッド&シャープなボクシーなスタイリングでもある、イタリアのアルファロメオ164風のピニンファリーナシェイプデザインを採用。ダットサンブルーバード410型(アルファロメオ・ジュリア(ベルリーナ))&ニッサンブルーバードU14型(アルファロメオ164)でもある、イタリアのピニンファリーナデザインに通じるモノが正解だった様な気がしている。

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