ISUZU BELLETT [1st]…Ⅱ

 小型トラック「エルフ」「エルフィン」といすゞ初の独自開発乗用車「べレル」同様ディーゼル車をバリエーションに加えたのはいすゞの誇るディーゼル技術の表れだったのだろう。

  「日本機械学会賞」を受賞している。

 カタログに「■経済性/ガソリン車にくらべて3割も安い軽油で、6割以上も余分に走れるエコノミーカ―。走れば走るほど悪路なればなるほどディーゼルの威力が発揮されます。」と説明している。

 エンジン以外の特徴はガソリン車と同様、卵型の「モノコックボディ」「全輪独立懸架」「2.3.4速シンクロメッシュ式4段変速機」など、さらには「バケットシートと変速ダイレクトコントロールの組合せ」が選べるなど、スポーティセダンの表現もぴったりだった。

 登場の昭和38(1963)年発行のカタログからの画像をご紹介するので仕様詳細など含めご覧いただきたい。

 

 

登場の昭和38(1963)年、わが国初の高速道路が開通、マイカーローンが登場するなどマイカー時代拡大の環境も整いつつあった。又、ぺんてる(当時大日本文具)の「サインペン」が登場した年でもあった。

[2019‐6]

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