LANCER GSR

ベースとなった「LANCER」が登場したのは 

昭和48(1973)年だった。

20代だった血気盛んな頃の小生には、当初、少々地味な感触だったが、昭和51(1976)年に追加された『GSR』を今回取り上げるにあたって、あらためて見直していて、「ラリーの三菱」のフレーズにしっかり取り込まれた当時のことがよみがえった感じだ。

同社のホームページにも[「ラリーの三菱」を印象付けた。]とされている。

ベースになった「RANCER」の「新発売!!」時発行のカタログ冒頭には、「安全と美の接点を追求しました。週末(ウィークエンド)が待遠しいランサーです。」のタイトル。

要約すると[「新時代の車」「エアロノーズ」「安全性とスタイルの美しさ」「ひとクラス上のギャランのよさ、安全性をふんだんに採り入れた」「公害問題、時代の要求に応える」「MCAシステムを確立」「人間尊重設計」「快適性と機動性で能率倍増」]など。

心が沸き立った分、懐かしさもひとしおだ。

小生所有のカタログには、第24回サファリラリー制覇を誇示するシール

が貼られているから、ラリー終了後の昭和51(1976)年4月19日以降に入手した物であることが判る。

登場の昭和51(1976)年は、大和運輸(現在のヤマト運輸)が「宅急便」サービスを開始した年。

ロッキード事件が世間を騒がせた年でもあった。

ピンクレディーが「ペッパー警部」でデビューしたのもこの年だ。

懐かしい‼

一方、富士スピードウェイで、わが国初の「F1日本グランプリ」が開催された記念すべき年。

さて、今月は参院選があるが、昨今の「物価高」、「将来に対する不安」など、当選の議員諸氏には、声高に訴えている経済対策の実を上げてもらいたい。

[2025‐7]

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