DAIHATSU FELLOW SS
「FELLOW」の初代は昭和41(1966)年「スーパーデラックス」と「デラックス」の2グレードで発売され、翌昭和42(1967)年に「スタンダード」が追加された。
同年秋にはグリルの縦線を除き腰高感を払拭するための変更などのマイナーチェンジ。
そして昭和43(1968)年、今回ご紹介する本格的軽スポーツ車の先駆けとなった『SS』
を「for young fellows」として登場させる。
見た目は比較的シンプル(小生のイメージ)だが、ソレックスタイプツインキャブの水冷直列2気筒2サイクルジェットバルブ付き32ps/6500rpm3.8m・kg/5000rpmエンジンを搭載し、最高速度は115km/hで加速SS1/4マイル21秒2のハイパワーを誇った。
ちなみに、昭和44(1969)年には『SS』以外のグレードをパワーアップ。
20kgの軽量化で最高速度を110km/hとした。
ところで、『SS』登場の昭和43(1968)年は小笠原諸島が日本復帰の年だった。
レコード大賞は黛ジュンの「天使の誘惑」が受賞、よく歌った記憶だ。
懐かしい。
(敬称略)
[2023-4]