DAIHATSU HILINE
「ダイハツ」は今年114周年を迎える歴史あるメーカーだが、ちょうど創立55年目の昭和37(1962)年「お店繁栄の道を一直線に結ぶ新商用車」(まさにgo-go‼…は小生の洒落)として発売された『HILINE』をご紹介する。
乗用車ムードの商用車に相応しいフラットデッキスタイルのフロントデザインでSPECも乗用車並だった。
エンジンは「1トン車中最強」の「FA型 4気筒直列水冷4サイクル頭上弁式1490cc68ps/4800rpm11.5kg‐m/3600rpm」で最高速度は100km/h。
サスペンションは「前輪……独立懸架ウイッシュボーン トーションバースプリング、後輪……半楕円プログレッシブ リーフスプリング」。
「このタイプ最初の3人乗りキャビン」だった。
ここに発売直後の発行と思われるリーフレットをご紹介するので特徴など改めてご覧頂きたい。
登場の昭和37(1962)年は、戦後初の国産機「YS-11」初飛行の年。
タンカー「日章丸三世」進水の年でもあった。
一方、ファイティング原田が世界チャンピオンになったのもこの年だ。
そして、東京の人口が1000万人を突破した。
(敬称略)
「2021-2」