日産 SANTANA

「貿易摩擦。」

記憶に新しい。

当時の日産の広報発表資料によると、

【「日産自動車とVWグループは、昭和55(1980)年12月、自動車をめぐる国際貿易上の問題解決に積極的に貢献することを目的として、自動車の分野に於いて全般的な協力関係を樹立することに合意、そして、翌56年9月に「フォルクスワーゲンサンタナ」を日産自動車が日本国内で生産する契約を締結した。」】とされる。

ラインナップは2000(Xi5/Gi5)、1800(Gi/Li)、1600ターボディーゼル(Gt/Lt)の6種。

エンジンは3機種【2000cc[フォルクスワーゲンJ型(110PS/5600rpm15.5kgm/4400rpm)]、1800cc[フォルクスワーゲンJN型(100PS/6000rpm14.5kgm/3600rpm)]、1600cc[フォルクスワーゲンCY型(72PS/4500rpm13.5kgm/3000rpmターボ付)]】が設定された。

初対面の記憶は、「シンプルで直線的」という印象。

昭和56(1981)年は、マザーテレサが来日した年。

チャールズ皇太子がダイアナ妃と結婚した年でもあった。

一方、写真週刊誌「FOCUS」が創刊され、人気だったピンクレディーが解散公演したのもこの年だった。

懐かしい。

最後に、このタイトルをあえて「日産SANTANA」としたのは、「国内産」であることを強調したかったからだ。

さしずめ、現代の食品業界なら金字塔だろう⁉

[2024-9]

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