PRINCE CLIPPER

昭和40(1965)年に再版として発行された「プリンスのあゆみ」の64~65ページに[「クリッパー」発表]として[〔三十三年〕(一九五八年)…九月には、キャブオーバートラックとして高性能と独特のスタイルをほこる「クリッパー」(三人乗り、荷台長さ三・一八メートル、AQTI―1)が発売された。]と記載がある。

「独特のスタイル」とは、いわゆるラジエーターグリルがなく6個の穴を開けたデザインであることなのだろう。

特徴あるデザインだ。

この初代「AQTI-1」型のエンジンは「GA30」型60PS/4400r.p.m10.75kgm/3200r.p.mだった。

そして翌昭和34(1959)年に「GA4」型70PS/4800r.p.m11.5kg.m/3600r.p.m搭載のAQTI-2型に進化した。

ここにAQTI-2型のカタログからの画像をご紹介するのでご覧頂きたい。

「プリンス自動車販売株式会社」発行のカタログだが、「製造会社 富士精密工業株式会社」となっているのが懐かしい。

その後の進化については別途ご紹介するのでご覧頂きたい。

(敬称略)

[2023ー6]

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