MAKER歴史探訪 MAZDA
「MAZDA」は大正9(1920)年創立の「東洋コルク工業株式会社」に始まり、昨年100周年を迎えた歴史あるメーカーだ。
翌年、現在の社名の由来にもなった松田重次郎が社長に就任する。
その長い歴史の中で特筆すべきは「ROTARY ENGINE」の実用化だが、ここにご紹介するのは量産ROTARY車世界初「COSMO SPORT」発売の翌昭和43(1968)年開催「15th TOKYO MOTOR SHOW」で配布された「世界へチャレンジするロータリーエンジンのマツダ」とされた乗用車系総合カタログからの画像。
表紙はまさにこの象徴とも言える、
![](https://s-kuruma.com/wp-content/uploads/2021/04/Mazda-001-1024x947.jpg)
疾走する「FAMILIA ROTARY COUPE」。
開くと織り込みページに
![](https://s-kuruma.com/wp-content/uploads/2021/04/Mazda-002-878x1024.jpg)
MCされた先駆車「NEW COSMO SPORT」。
そして最初の見開きは
![](https://s-kuruma.com/wp-content/uploads/2021/04/Mazda-003-1024x952.jpg)
![](https://s-kuruma.com/wp-content/uploads/2021/04/Mazda-004-01-1024x520.jpg)
参考出品の「LUCE ROTARY COUPE」。
実際に会場で見た時の感想は「実に綺麗」だった。
その次は「FAMILIA ROTARY COUPE」、
![](https://s-kuruma.com/wp-content/uploads/2021/04/Mazda-004-1024x948.jpg)
そして2台並んだ「新型 LUCE」。
![](https://s-kuruma.com/wp-content/uploads/2021/04/Mazda-005-1024x942.jpg)
右の白い車両「SUPER DELUX」1800ccは参考出品だった。
その次には「RECIPROCATING ENGINE」の
![](https://s-kuruma.com/wp-content/uploads/2021/04/Mazda-006-1024x474.jpg)
「FAMILIA SERIES」と「CAROL360」。
最終にはニュルブルクリンク84時間耐久レースでの4位入賞をアピール
![](https://s-kuruma.com/wp-content/uploads/2021/04/Mazda-007-1024x949.jpg)
した後に「VAN TYPE」4車種を載せている。
勿論、車種別のご紹介は別途させていただく。
さて、カタログ発行の昭和43(1968)年は3億円事件発生の年。
週刊「少年ジャンプ」が創刊され、「巨人の星」放映開始の年でもあった。
レコード大賞は黛ジュンの「天使の誘惑」だった。
いずれも記憶に新しいが、懐かしい。
最後に「MAZDA」の新たな挑戦に期待だ。
[2021-4]