CITY & CITY PRO
昭和56(1981)年の発表。
小生の第一印象は、「低くしてスマートなスタイルを目指す傾向にあった中で、高さを重視した‼」というものだった。
このくるまを想いだす時、即座によみがえるのはテレビCMだ。
曲は「in the City」
「ホンダ、ホンダ、ホンダ…」のヴォーカルに合わせて「ムカデ ダンス」で行進する英国のスカバンド「MADNESS」の面々。印象的だった。
ともに、エンジンはCVCC「ER」型COMBAX[Compact Blazing Combustion Axiom]水冷直列4気筒OHCが搭載されたが、トランスミッションとの組み合わせによって以下の仕様となっていた。
『CITY』の「E」は5速MT、OD付ホンダマチック共に[63PS/5000rpm10.0kg-m/3000rpm]。
「R」には5速MT[67PS/5500rpm10.0kg-m/3500rpm]、OD付ホンダマチック[63PS/5000rpm10.03000]。『CITY PRO』は「T」に4速MT、「F」には4速MT、OD付ホンダマチックいずれも[61PS/5000rpm9.8kg-m3000rpm]が搭載された。
FENDER MIRRORも特徴的だった。
ここに、誕生時発行のカタログからの画像をご紹介する。






「MADNESS」メンバーの行列が『CITY』にぴったりだ。
「「シティのいちばんライウ”な遊び友だちです。
トランクをガレージにしてしまった、モトコンポは、トラバイ(トランクバイク)。」
絶妙なセットメニュー⁉だったかも。
当時の「ホンダ」らしい、遊び心満載のコンセプトだ。
発表のこの年は、セリーグ江川、パリーグ江夏、相撲は千代の富士活躍の年だった。
[2025-2]