CEDRIC [230]

このくるまが登場した昭和46(1971)年は、きしくも小生が社会人デビューの年でもあった。

その上、自動車部品用品関連の商社で小生の主たる担当がこのくるまの純正OPの一部をディーラーに納入する営業業務だったから非常に印象深い。

現代なら、すべて標準装備されるクラスだから時代を感じるが、初対面の印象はおしゃれで高級感がありながら重厚感もあると感じたことだ。

エンジンとトランスミッションの組み合わせは、SEDAN/HARDTOP共にGXのみ「L20」型ツインキャブで2種[(130PS/6000rpm17.5kgm/4400rpm)・(125PS/6000rpm17.0kgm/4400rpm)]。

GLとDELUXE系及びWAGONには「L20」型シングルキャブ[115PS/5600rpm16.5kgm/3600rpm]。

SEDANのSTANDARDのみ「H20」型[92PS/4800rpm16.0kgm/3200rpm]が搭載された。

ここに、発売時発行と思われるカタログからの画像をご紹介するのでご覧頂きたい。

とにかく、小生にとって印象深いくるまだ。

ちなみに、「日産自動車社史」(セドリック,グロリア)によれば「開発に当たっては、優雅で格調が高くしかも親しみのもてる大きく豊かなスタイル、豊富な車種構成、仕様の大幅な改善、安全対策の充実と信頼性の確保の4点が基本方針としてあげられた。なおこのモデルチェンジを機会に、かねて懸案の両車種の完全統合を行った。」とされている。

[2024-12]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です