TOYOACE[1st] 【画像増補版】
「TOYOACE [1st]」でご紹介の通り、昭和29(1954)年、オート三輪車ユーザーを取り込む意図で実用重視のセミ・キャブオーバータイプ1000㏄30psのトヨペット・ライト・トラック「SKB型」が登場する。
そして昭和31(1956)年、公募により『TOYOACE』の名を付けた。
これが初代である。
「自工の石田、自販の神谷」両トップの英断とされる公募による愛称の採用、販売店政策や大胆な価格政策(大幅値下げ)などで台数を伸ばし、「トラックの国民車」と言われるまでになった。
ここに、パワーアップした昭和33年(1958)年頃の発行と思われるカタログからの画像を追加したのでより詳細にご覧頂きたい。
ダッシュボードやシートなどがいかにも経済車らしい。
「8尺3寸」…の響きが懐かしい。
この年に「団地族」の言葉がマスコミに登場する。
また、野球盤が登場し夢中になったことをよく覚えている。
一方、朝日麦酒(現アサヒビール)がわが国初の缶ビールを発売したのもこの年だ。
当時小学生で、今「ビール缶コレクター」でもある小生としては余計に時間を感じる。
(敬称略)
[2019-12]